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英検とは?英検の基礎知識について解説します

英語力を証明する資格として、小学生から社会人まで幅広い層から支持を集める「英検(実用英語技能検定)」。英語を学び始めたばかりの人から、ビジネスレベルを目指す人まで幅広く対応しており、進学・就職・自己研鑽にも役立ちます。

この記事では、英検の基本情報からメリット、試験の流れまでを分かりやすく解説します。英検の試験内容やメリットについて知りたい方、受験を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

英検とは?

英検(実用英語技能検定)は、公益財団法人日本英語検定協会が主催する、日本で最も認知度の高い英語検定試験のひとつです。

5級、4級、3級、準2級、準2級プラス、2級、準1級、1級までの合計8つの級があります。身近な話題を扱う5級から、アカデミックな内容に関する1級まで、段階的に設計されているのが大きな特徴です。自分のレベルや目標に応じて無理なくレベルアップを目指せる仕組みと言えるでしょう。

なお、英検は3級以上では面接による二次試験が必須となります。リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能をバランスよく評価する構成となっており、実用的な英語力を測ることができることもポイントです。

英検を受けるメリットとは?

英検を受験することのメリットは、年齢や職業を問わず数多くあります。

その中でも英検取得の大きなメリットのひとつは、進学や入試における優遇です。英検の取得級に応じて、私立中学・高校・大学の入試で加点されたり、出願資格として活用できたりするケースが多数あります。

学生が英検を受けるメリットについて詳しくは、この記事も参考にしてみてください。

英検が「役に立たない」は間違い!学生にこそおすすめする理由

英検は学生はもちろんのこと、社会人にとっても自分の英語力を客観的に証明する手段として非常に有効です。就職や転職活動での評価ポイントになることや、社内での語学力評価基準として活用できるケースもあります。履歴書や職務経歴書に明記することで、英語力のアピールにもなるでしょう。

また、英検は年齢に関係なく受験できるため、英語学習のモチベーション維持にも効果的です。級が細かく分かれているため、目標を明確に設定しやすいのも魅力と言えます。

英検が学生だけでなく社会人にも人気の理由は、こちらの記事で詳しく解説しています。

英検を受けるメリットとは?学生や、「社会人」にも人気がある理由について

英検を受験する流れ

英検を受験するには、最初に申し込みが必要です。申し込み方法には、学校や塾を通じた団体申し込みと、個人での直接申し込みの2つの方法があります。

英検は年3回(通常、6月・10月・1月)実施されており、具体的な試験日は公式サイトで確認できます。試験会場や受験料なども事前に確認しておきましょう。

申し込み後は受験票が届き、当日は指定の会場で試験を受けます。試験は一次(筆記・リスニング・ライティング)と、合格者対象の二次(面接)に分かれています。

なお、英検の合否結果は一次試験後、約20日後に発表されます。目安としては試験日から約3週間後となります。二次試験の結果発表は、試験日から約9日後です。

試験結果の確認は、英検公式サイトで行うことができます。最新情報やスケジュールの詳細は、常に英検の公式サイトをチェックしておくと安心です。

英検の会場について

英検の試験会場は、「本会場」と呼ばれる公式の会場と、「準会場」と呼ばれる提携団体(学校・塾・企業など)の大きく2つがあります。

本会場は英検が指定した会場で、主に大学や専門学校、研修センター、貸会議室などが多いです。試験会場は希望の受験地に基づいて指定され、受験者が会場を選ぶことはできません。

一方で準会場とは、学校や塾が日本英語検定協会に登録して、独自に試験を開催できる仕組みのことです。準会場は特に5級〜2級までの受験で利用されており、受験生にとってアクセスがしやすかったり、落ち着いた環境で受けられるというメリットがあります。

特に、学校や英会話教室が準会場に指定されている場合は、普段から英語を学んでいる環境で英検の受験ができます。リラックスした状態で集中して問題に取り組めるため、実力を発揮しやすくなるでしょう。

ただし、英検1級・準1級の一次試験・二次試験および3級〜2級までの二次試験は本会場のみでの実施となります。3〜2級については、一次試験を準会場で受けた場合、二次試験は別の会場での受験となることを覚えておきましょう。

本会場・準会場のどちらの会場でも試験の内容や採点基準は同じですが、自分の希望する会場の有無は申し込み時に確認しておくことが大切です。
英検の本会場と準会場についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

英検を受ける「本会場」と「準会場」の違いとは?準会場をおすすめする理由を知ろう!

英検のバリエーションとその他の違いについて

英検には、一般的によく知られている紙の試験形式だけでなく、それ以外にも「S-CBT」と「英検Jr.(ジュニア)」という2つのバリエーションが存在します。

受験方式の違いや、年齢に応じたレベルの違いがあるため、目的やお子さまの年齢に合わせて適切な形式を選ぶことが大切です。

ここでは、「S-CBT」と「英検Jr.(ジュニア)」について紹介します。あわせて、英検と並んで日本で知名度の高い英語試験である「TOEIC」と英検の違いについても見ていきましょう。

英検のバリエーションとは

英検には、従来の筆記試験型の英検に加えて、コンピュータで受験できる「英検S-CBT」や、小学生以下を対象とした「英検Jr.」という試験形式があります。

「英検S-CBT」は、試験のすべての技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)を1日で受験できる新しい形式です。従来の英検では、スピーキングは一次試験の合格者のみを対象に別日程で行われていました。1日で試験が完了する英検S-CBTは、部活や他の習い事との両立がしやすいというメリットがあります。

さらに、英検S-CBTは原則として毎週土日実施です。試験日が多く、都合に合う受験日を選びやすいことも特徴です。

コンピューター受験で1日で試験が完結する「英検S-CBT」について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

英検S-CBTは難しいって本当?英検S-CBTについて解説します!

続いて「英検Jr.」についてです。これは主に小学生以下の英語初心者を対象にしたリスニング中心のテストで、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3つのレベルが用意されています。従来の英検のように合否判定ではなく、点数で英語力のフィードバックが得られるため、初めての英語検定にぴったりと言えます。

英語学習を始めたばかりの小学生以下のお子様には、英検Jr.で英語のテストに慣れ親しんだ後、5級や4級といった本試験へのステップアップがおすすめです。

主に日本の小学校の英語レベルを意識した問題設定の「英検Jr.」の受験を検討している方は、次の記事もぜひ読んでみてください。

英検ジュニア(英検Jr.)とは?グレードごとのレベルの違いや試験内容を詳しく解説します

英検とその他の資格の違いとは

英検と並んで日本で知名度の高い英語の試験にTOEICがあります。どちらも日本で知名度の高い英語力を測る検定試験ですが、目的や評価対象が異なります。

英検は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合的に評価し、小学生から社会人まで幅広い層に対応しています。中高生の入試や単位認定、海外留学の準備など、教育の場面での活用が多いのが特徴です。

一方、TOEICはビジネス英語に重点を置いており、主に就職や転職活動、企業内の昇進評価など、社会人向けに用いられることが多い試験です。特に日本では、リスニングとリーディングのみの試験である TOEIC L&R の受験者が多いです。なお、TOEICは英検のように合否ではなく、スコアで英語力が示されます。

英検は級によって日常生活からアカデミックな内容までの英語力を幅広く試すことのできる試験であり、TOEICは主にビジネス英語力を測定する試験といえます。英語学習の目的に応じて、自分に合った試験を選びましょう。

英検には様々なバリエーションがあり、受験者の進度や受験方法に合わせて受験することができます。イングリッシュワールドでは毎年多数の合格者を輩出しています。数多くの合格実績があるイングリッシュワールドで英検対策を行ってみませんか?

英検の級とは

英検には1級、準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級、4級、5級までの8つの級があります。

それぞれの級は、受験者の英語習熟度に応じて段階的に設定されています。小学生でも受験しやすい5級・4級から始まり、大学などアカデミックな環境での英語を扱う1級まで、段階的にステップアップしていけるのが特徴です。

特に未就学の時期など早期から英語学習を開始している保護者の方は、「英検って、何級から受ければいいの?」と感じる方もいるでしょう。基本的には、お子様の英語経験に応じて5級や4級からスタートするのが一般的です。その後、学習のモチベーションや進度によって、上の級に挑戦していくことで、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく身につけていけるでしょう。

なお、先述の通り英検は中学・高校・大学の入試でも活用されているため、級によらず早い段階からのチャレンジがおすすめです。

英検5級

英検5級は「中学初級レベル」とされる級です。

英語の学習を始めて最初の目標となる級で、簡単なあいさつや自己紹介のほか、趣味やスポーツ、家族のことなど、身近で基本的な語彙や表現が出題されます。合格に必要な語彙数は約600語と言われており、受験級に迷っている方や英語を初めて学ぶお子様にもおすすめです。

試験は筆記25分、リスニング約20分で構成されています。さらに希望者は約3分のスピーキングテストを受験することもできます。なお、スピーキングテストは一次試験の合否に関係なく受験できるテストで、合格者には「5級スピーキングテスト合格」という資格が認定されます。

英検5級は、基本的には入試や検定の優遇措置の対象にはなりにくい級です。ただし、小学生や英語の学習を始めた人のモチベーション維持にはとても効果的です。また、英語活動を重視する学校では、取り組み姿勢のアピール材料になる可能性もあります。

英検5級に合格するための具体的な勉強方法・対策について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【英検5級合格するための勉強法とは?各試験内容の対策を知ろう

英検4級

英検4級は「中学中級レベル」とされる級です。

5級に比べて語彙・文法の範囲も広がり、リスニングに加えて読解問題も含まれるため、より総合的な英語力が求められます。4級合格に必要な語彙数は約1,300語程度とされています。英語の基礎力をしっかり固めたい小学生や中学生にとって最適な級です。

試験は筆記35分とリスニング約30分です。5級同様に、スピーキングテスト(約4分)を任意で受けることもできます。

英検5級同様に、4級も入試などの優遇対象にはなりにくいです。ただし、中学受験などにおいては優遇・加点の対象となることもあります。

小学生のお子様が英検4級を目指す場合の効果的な学習方法については、次の記事で詳しく解説しています。

【英検4級】小学生が合格するための効率的・効果的な勉強方法とは?

英検3級

英検3級は「中学卒業程度」の英語力を評価する級です。

筆記・リスニングに加え、二次試験(面接形式のスピーキング)が導入されることが特徴です。身近な話題に加え海外の文化など少し視野を広げた話題も出題されます。合格に必要な語彙数は約2100語です。

3級は筆記65分とリスニング約25分の一次試験と、一次試験の合格者を対象に行われる約5分間の二次試験で構成されます。

英検3級は、中学受験や高校受験において、試験免除や加点、内申点への加点などの優遇措置の対象となるケースが多くあります。

英検3級は、中学卒業程度の英語力を評価する級ですが、小学生など早い時期から合格を目指すメリットもたくさんあります。詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

【英検3級】小学生でも合格できる?早い時期の合格はメリットがたくさん!

英検準2級

英検準2級は、「高校中級」レベルの英語力を評価する級です。

準2級を持っていると、日常生活に必要な英語を理解・使用できることを証明できます。試験内容としては実用的な会話や読解問題が中心で、語彙や文法もより3級までと比べて複雑になります。合格に必要な語彙数はグンと増え、約3,600語程度となります。

試験内容は、80分間の筆記と25分間のリスニングによる一次試験、および約6分のスピーキングテストとなります。

英検準2級は、中学校・高校に加えて大学入試での優遇措置の対象になることもあります。具体的には、大学入試では英検準2級以上を「大学入学共通テスト」の外国語得点に加点する制度があります。

また、英検を実施する日本英語検定協会の「英検活用校」においては、入学までに準2級以上を取得すると入学金などを減免する学校も紹介されています。

英検準2級は高校中級程度の英語力を証明するテストですが、今や中学生のうちから合格を目指す方も少なくありません。早いうちから準2級に挑戦したいと考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。

中学生で英検準2級合格ってすごい?合格率や勉強法を徹底解説!

英検準2級プラス

英検準2級プラスは、2024年度から新設された英検の新しい級で、「高校上級程度」の英語力を証明できます。

準2級プラスは、準2級と2級の間に位置するレベルです。「準2級から2級までに大きな壁がある」という受験者の多数の声をもとに、最適な橋渡し級として設けられました。段階的に力をつけていきたい方にとって、スムーズに2級に進むための過程として非常に有効です。今後の入試制度への反映も期待されており、注目の新級と言えます。

試験は筆記85分とリスニング約25分の一次試験、英語での面接約7分の二次試験です。合格に必要な語彙数は約4,000語とされています。

準2級プラスについては、まだ新設されて日も浅いためレベル感や合格基準について不安をお持ちの方も多いでしょう。準2級プラスの詳しい内容や合格のコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

検準2級プラスとは?英検の新設級準2級プラスについて解説します!

英検2級

英検2級は「高校卒業程度」の英語力が求められる級です。

大学入試や就職活動においても優遇対象になることの多い級で、身近な話題に加えて社会的・時事的な内容も扱われ、語彙・文法ともに実用的で高度な力が問われます。進学や将来の就職にも役立つ級として、多くの高校生・大学生をはじめとした多くの英語学習者が目標としている級です。出題対象となる語彙数は約5,000語となります。

英検2級は筆記 85分とリスニング約25分の一次試験、約7分のスピーキングの二次試験によって構成されています。

中学・高校・大学それぞれで、取得しておくと大きなアドバンテージとなる英検2級。合格のコツや効果的な学習方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

英検2級に合格するための勉強法とは?英検2級について解説します

英検準1級

英検準1級は「大学中級〜上級」レベルの英語力が問われる級です。

準1級では、身近な話題に留まらずに、特にアカデミックな文章の読解や、抽象的なテーマについてのライティング・スピーキング能力が求められます。国内外の大学進学や就職に置いても高く評価され、教育職や英語指導者を目指す方の受験も多く見られます。

試験内容は筆記90分、 リスニング約30分の一次試験と、約8分の英語面接の二次試験です。合格に必要な語彙数の目安は7,000~8,000語程度と言われています。

英検準1級は、英語を実務で使う場面にも対応できる語学力の証明となり、ステータスの高い資格として人気があります。高校・大学の入試や単位での優遇はもちろんのこと、英語を使う職場では就職時およびキャリアアップや昇進での活用の対象ともなるでしょう。

英検1級

英検1級は、「大学上級程度」の英語力を示す級です。

名前の通り英語運用能力の最高峰に位置づけられ、大学上級以上の語学力が必要とされます。語彙の豊富さ、複雑な文章読解力に加え、論理的思考を要するライティングやディスカッション力など、総合的な英語力が求められます。

試験は筆記100分、リスニング約35分の一次試験と、英語での面接約10分の二次試験で行われます。

国際舞台での活躍を目指す方や、専門職・教育職などで高度な英語力を必要とする方にとって、大きな武器になる資格です。特に通訳案内士(ガイド)試験では、1級保持者は英語の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得られます。合格率も取得者も少なく、英語学習者の憧れの級とも言えるでしょう。

英検の上位級は合格率も低く、しっかりと対策を行わなければ、合格することができません。イングリッシュワールドでは上位級で行われる二次試験対策も行うことができます。ぜひイングリッシュワールドで英検上位級の合格を目指してみませんか?

英検合格のための勉強法とは?

英検に合格するためには、自分の現在の英語力を把握した上で、しっかりと計画を立てて効率よく勉強を進めることが重要です。各級での頻出単語や出題トピック、配点などを理解したうえで、自分に合った英検勉強法を実践することが合格への近道となります。

まず、一次試験の対策としては、過去問や予想問題集の活用が効果的です。実際に時間を測って、本番同様に何度か過去問を解いておくことで、頻出テーマや設問形式に慣れることができます。適切な時間配分で進めることもできるため、本番でも焦ることなく集中して取り組めるでしょう。

また、3級以上においてはライティングの対策も重要になってきます。テーマに対して自分の意見を論理的に述べる力が求められるため、模範解答を参考にしながら、自分の文章力を高めていきましょう。なお、英作文は添削してもらうことも必須です。問題を解いたら、必ず学校や英会話教室の先生などにチェックしてもらいましょう。

一次試験の詳しい勉強法や必要な勉強時間についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

英検は勉強時間で合否が決まる!必要時間の目安や効果的な勉強方法をご紹介

3級以上では二次試験の準備も必要です。二次試験である面接では、相手の質問の意図を理解し、自分の意見を明確に伝える力が問われます。対策としては、英語を話せる人に面接官役をお願いして、実際に模擬面接を行うことがおすすめです。周りに面接官役をお願いできる人がいない場合や、英検に即したアドバイスが欲しいという方は、英会話学校の利用も検討しましょう。

なお、英検の二次試験の対策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にして、万全の準備で本番に臨みましょう。

英検の二次試験対策とは?面接のコツを解説します

イングリッシュワールドの英検対策とは

「子供には早いうちから英検を受験させたいけれど、合格できるか不安…」

「ライティングや面接の対策ってどうすれば良いの?」

英検受験を本格的に考えた際に、このようなお悩みを持つ方も少なくありません。英検対策に少しでも不安がある方は、ぜひイングリッシュワールドにお任せください。

イングリッシュワールドは、毎年数多くの英検合格者を輩出している英会話教室です。2023年度第3回〜2024年度第2回の英検®合格者総数は2,587名にものぼります。少人数制のクラスで、英検のプロである講師が一人ひとり丁寧に指導しています。

イングリッシュワールドでは、通常の授業に加えて、英検に特化した「英文法(英検®)コース」と「英検®直前対策講座」の2つの講座を用意しています。それぞれのコースについて、詳しく見ていきましょう。

英文法(英検®)コース

イングリッシュワールドの英文法(英検®)コースは、英検合格を目指しながら、英文法を学んでいくコースです。英語の基礎から英検2級レベルの応用まで幅広く対応しており、お子様一人ひとりのレベルや目的に合わせた丁寧な指導を行っています。

英文法(英検®)コースの大きなポイントは以下の4つです。

  1. 1クラス4人までの少人数制
  2. 個別指導
  3. 担任制
  4. 幅広い指導範囲

このコースの最大の特徴は、少人数制での個別対応を徹底していることです。

英語学習が初めてというお子様には、アルファベットやフォニックスからスタートし、英語に対する抵抗感をなくすところから始めています。一方で、英検合格を目指す生徒には、過去問を活用した実践的な対策や、つまずきやすい文法ポイントの重点強化など、効率よく成果を出せるように指導を行っています。

学習内容はお子様の目標と理解度に応じて柔軟に調整しています。例えば、なかなか理解が進まない箇所がある場合は、焦らずペースを落として繰り返し丁寧に教えるなど、その子にとって最適な方法で進めていきます。また、学習の途中で目標が変わった場合にも、指導方針を見直し、英語力向上へのサポートを続けることが可能です。

一人ひとりの「わかった!」「できた!」を大切にしながら、確実に英語力を伸ばしていけるのが、イングリッシュワールドの英文法(英検®)コースです。

① 1クラス4人までの少人数制

英文法(英検®)コースは、1クラス4人までの少人数制です。

学校の授業のように大教室で先生の話を聞くようなスタイルでは、どうしても「ただ説明を聞いているだけ」というように、受け身になってしまうことがあります。一方で、1クラス4人までの少人数制の英文法(英検®)コースであれば、一人ひとりに講師の目が行き届きやすいです。わからないことがあった場合もすぐに質問しやすく、理解度に合わせた指導を行えます。

② 個別指導

個別指導を実施していることも、英文法(英検®)コースのポイントです。

目標とする級や現在の英語力、苦手な分野を講師が丁寧に把握し、それぞれのレベルに合ったテキストとカリキュラムで指導を進めます。わからないところはその場でしっかり解消することで、着実なステップアップを目指します。マンツーマンに近い距離感だからこそ、お子様のやる気も引き出しやすく、高いモチベーションを保ったままの学習が可能です。

③ 担任制

英文法(英検®)コースでは、担任制を採用しています。

毎回同じ講師が授業を担当するため、お子様の理解度や成長を継続的に把握することができます。なお、英文法(英検®)コースでは事前に専門的な研修を受けた日本人バイリンガルが担当講師となります。日本語でのフォローも可能なので、文法のつまずきやすいポイントもわかりやすく説明できます。お子様との信頼関係を築きながら、安心して学べる環境が整っているのです。

④ 幅広い指導範囲

イングリッシュワールドの英文法(英検®)コースは、フォニックスなど英語の基礎から、英検2級レベルの応用文法まで幅広く対応しています。

生徒の目標や理解度に応じて、過去問演習や苦手分野の集中的な強化など、個別に最適化された指導が可能です。英検合格など具体的な目標を持って学習に取り組むお子様には実践的な対策を行い、基礎からしっかり学びたいお子様には土台作りを重視した丁寧な指導をしています。

イングリッシュワールドの英文法(英検®)コースはこちら

英検®直前対策講座

英検®直前対策講座は、1年に3回、英検の時期に合わせて開講する講座です。春休み・夏休み・冬休みの学校の長期休み中に受講できます。

この講座は、これまでイングリッシュワールドが蓄積してきた英検対策のノウハウを活かし、それぞれの生徒が効率よくスコアアップを目指せるように設計されています。英検®直前対策講座は、大きく以下の3つに分かれており、目的やタイミングに応じて必要な講座を選んで受講することが可能です。

  • 英検®集中講座
  • 英検®直前講座
  • 英検®二次試験(面接)対策

基礎から実践、そして面接対策まで、各段階で最適なサポートを行うことで、英検合格へと導きます。

イングリッシュワールドでは特に、①集中講座→②直前講座→③二次試験対策の3ステップでの受講をおすすめしています。集中講座で出題範囲の文法やイディオムなど、出題範囲の基礎をしっかり固め、直前講座では過去問の頻出項目に挑戦し、解説を行います。さらに3級以上の一次試験合格者は、二次試験対策講座に参加することで面接対策もカバーできます。

以下で、各講座の内容や特徴について詳しく見ていきましょう。

英検®集中講座

英検®集中講座は、夏休みや冬休みなど学校の長期休みに実施される講座です。じっくりと基礎を固めることを目的としています。

この講座では、専用テキストを使用して、英検各級合格に必要な文法・語彙・イディオム・読解・リスニングなど、出題範囲をまんべんなくカバーします。初めて英検に挑戦するお子様や、苦手分野の多い生徒様にも安心して参加いただけるよう、基礎から丁寧に指導を行います。

英検の土台となる力をしっかり養成し、次のステップに進むための準備を整えることができます。

英検®直前講座

英検®直前講座は、集中講座を受講した生徒様や、英検対策の総仕上げをしたいお子様向けの講座です。

この講座では、英検の出題傾向に即したポイント解説や、得点を伸ばすためのコツを伝授し、短期間で実力を最大限に引き出します。さらに本番さながらの模擬試験も実施するため、時間配分や試験の流れに慣れ、当日の緊張を軽減できるでしょう。特に得点につながりやすいセクションに重点を置いた対策で、最終調整をしっかりサポートします。

ちなみに、イングリッシュワールドは英検の準会場にも指定されています。普段から通い慣れた教室で受検ができるため、リラックスした状態で集中して試験に臨めるでしょう。

英検®二次試験(面接)対策

英検は3級以上では、二次試験として英語の面接が必要となります。

イングリッシュワールドの英検®二次試験(面接)対策では、講師が面接官役となり、入室から退室まで本番同様の模擬練習を実施。聞き取れなかった場合の対処法や、自然な返答の仕方、意見を求められた際の考え方と伝え方など、実践的なスキルを丁寧に指導します。

実際に本番同様の流れで面接練習を繰り返し行うことで、当日の緊張も和らぐでしょう。事前に面接の質問の内容や回答の型をしっかりと想定・練習しておくことで、自信を持って臨めるようサポートします。受験級に応じたアドバイスやフィードバックを通して、合格への最終ステップを確実に仕上げられる講座です。

まとめ

英検(実用英語技能検定)は、日本で最も広く知られた英語資格のひとつで、自身の英語力や目的に応じて5級から1級まで段階的に挑戦できるのが大きな魅力です。進学や就職、留学などさまざまな場面で活用されているため、英語力の証明としても非常に役立ちます。

英検の勉強においては、試験の形式や配点、受験の流れを理解した上で、効率的に学習を進めることが大切です。また、特に一次試験のライティングや二次試験の面接対策については、英会話教室を利用するのもおすすめです。英検のプロである講師が的確に指導してくれるため、最短距離で合格に近づけるでしょう。

この記事を参考に、英検受験も視野に入れながら、英語の学習を進めてみてください。

イングリッシュワールドでは様々な英検対策を行っています。英検は進学や留学にも活用できる資格です。英検はしっかり対策し、合格を目指すのがおすすめです。ぜひ大阪・兵庫の英会話スクールイングリッシュワールドで英検対策をしてみませんか?

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